■BUILD.壁式IV+
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壁式鉄筋コンクリート造一貫構造計算プログラム
「BUILD.壁式IV+」の後継バージョン「BUILD.壁式V」がリリースされました。詳細は、
こちら
をご参照下さい。
なお、2018年5月30日をもって、「BUILD壁式IV+」のメンテナンスおよびサポートを終了する予定です。
「BUILD.壁式IV+(ビルドカベシキフォープラス)」は、弊社の旧大臣認定プログラム
「BUILD.壁式III」
をベースに、平成19年6月20日施行された改正建築基準法への対応を行ったプログラムです。
壁式鉄筋コンクリート造について、準備計算の荷重計算、剛性計算、応力計算、断面計算まで一連計算します。また、特別な配慮を要する設計では、総曲げ抵抗モーメントの確認、または、荷重増分解析による保有水平耐力の確認を行うことができます。
計算条件の設定により、平成13年国土交通省告示1026号対応計算と日本建築学会計算規準対応計算を選択することが可能です。
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概要
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入力
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計算
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出力
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その他
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開発思想
耐力壁と梁および床で構成される壁式鉄筋コンクリート造は、比較的容易に壁の配置や大小の開口を設けられる特徴があります。その特徴を十分発揮できるように、耐力壁やその開口の自由な配置ができる入力方法を採用しています。
【入力画面】
応力解析においては、耐力壁と壁梁の接合部のモデル化は、接合部の大きさにより剛域モデルまたはパネルモデルを採用します。接合部の剛域モデルは曲げ変形、軸変形及びせん断変形を生じないことに対して、パネルモデルは曲げ変形、軸変形を生じさせませんが、せん断変形のみ生じさせます。加力方向に対し平面的に角度をもって配置される架構に対しても、その存在を適宜評価できる様に剛床を設けた擬似立体解析を採用しています。これによって、地震時水平荷重時のねじれを考慮した解析を同時に行うことができます。
架構内で立面的に上下壁がずれて配置された場合においても、適宜プログラムでモデル化が行われるようにしています。
壁梁および耐力壁はそれに取り付く床、腰壁、垂れ壁を一体または直交壁を一体とした剛性を精算し、応力解析に考慮しています。
鉛直荷重は上階の床から梁、耐力壁へ伝達させ、さらに下階の梁、耐力壁へ荷重伝達されていきます。梁からの伝達は境界耐力壁を基本としますが、境界耐力壁が無い場合は直交梁または直交耐力壁に荷重伝達を行います。これによって、耐力壁の比較的自由な平面配置が可能となっています。
適用範囲
【建物規模】
地階を除く階数が5以下、軒の高さ20m以下。また、日本建築学会計算規準対応計算の場合は各階の高さ4m以下である必要があります。なお、これらの制限は、規準等によるもので、プログラム上はこれらを超えた解析も可能です。
【建物形状】
床、耐力壁および梁で構成される建物で、基本形状は耐力壁が上下階で連続し各耐力壁を境界梁で連結し、その壁梁または耐力壁上に配置した三角形または四角形床で構成する建物とします。特殊形状とし下階で耐力壁が連続しない場合はそれを受ける十分な梁がある場合に限り下階壁抜け、勾配補正により荷重補正が可能な立面的に傾斜している壁および床の傾斜等を扱います。
1.直交壁
2.立ち上がり壁
3.傾斜屋根および床
4.傾斜耐力壁
5.傾斜壁梁
6.45°以下
7.耐力壁は任意の方向に配置可能
8.地下階
【使用材料】
以下のコンクリート材料に対応しています。
普通コンクリート
Fc18〜Fc36
軽量コンクリート
Lc18〜Lc27(1種)
以下の鉄筋材料に対応しています。
異形鉄筋(D10〜D25)
SD295A、SD295B、SD345、SD390
丸鋼(9φ〜32φ)
SR235、SR295
主筋径を2種類入力することができます。
【部材形状】
耐力壁および梁はいずれも矩形断面とします。なお、耐力壁の直交壁および壁梁の床、腰壁垂れ壁はプログラム内で協力幅を考慮し剛性および断面計算を行います。
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入力
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計算
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出力
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その他
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