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■BUILD.GPIII
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杭・基礎梁一連計算プログラム


BUILD.GPIII(ロゴ)


「BUILD.GP III」の後継バージョン「BUILD.GP IV」がリリースされました。詳細は、こちらをご参照下さい。

なお、「BUILD.GPIII」メンテナンスおよびサポートは2018年1月31日までとなります。






  • 「BUILD.GPIII」は、杭と基礎梁の応力伝達を考慮した、基礎構造一連設計プログラムです。

  • 杭支持建築物の基礎梁は、一般大梁に比べて杭偏心モーメントや杭頭モーメントおよび杭の浮き上がり応力が作用して複雑な応力状態となり、構造設計には多くの時間が費やされます。「BUILD.GPV」では建築物全体の杭と基礎梁を一括処理し、両者間の応力伝達を考慮して応力を算定し、断面設計まで行います。また、一架構だけのモデルや基礎梁のみ、杭のみの設計にも使用できます。

  • 精度の高い処理結果はもちろん、複雑な平面形状の解析・偏心杭の処理・地震力の任意方向加力などの計算もできます。また、施工時の杭心ずれを事前に検討することも可能です。


[概要] [入力] [計算] [出力] [その他]



適用範囲

  • 【建物規模・基礎伏形状】
    X方向スパン数とY方向スパン数を乗じた数が約300相当のもの。基礎伏形状は、格子状の基本グリッドで表せる基礎梁配置とグリッド交点の杭配置としますが、基本グリッドを変形させることで以下の形状に対応しています。

    基礎伏形状
     (1)グリット交点の移動
     (2)グリット交点の同一化

     (3)基礎梁の配置抜け
     (4)杭の配置抜け
     (5)杭の偏心配置

  • 【取り扱える基礎種別】
    場所打ちコンクリート杭・場所打ち銅管コンクリート杭・プレストレストコンクリート(PC)杭・高強度プレストレストコンクリート(PHC)杭・プレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)杭・鋼管杭・外殻鋼管付きコンクリート(SC)杭・直接基礎(独立フーチング)・基礎梁は鉄筋コンクリート造。


  • 【地盤モデル】
    一様地盤モデルの他に多層地盤モデルも取り扱えます。液状化地盤も低減係数βを入力することで考慮できます(低減係数βは、「BUILD.地盤・柱状/液状化」で計算することができます)。


特徴

  • 偏心杭を考慮した解析が可能です。
  • 拡底杭に対応しています。上杭・中杭・下杭など複数の断面形状を定義でき、杭種も変更することが可能です。
  • 基礎梁は3段筋に対応しています。
  • 基礎梁と杭の断面計算までを行うことができます。
  • 杭が浮き上がった場合の解析が可能です。
  • 指定により、杭体変位量から水平地盤反力係数khを補正することが可能です。
  • 節点ごとに水平力を作用させ、剛床を解除して杭の地震時応力を算定することが可能です。
  • 杭頭固定度が任意に設定できます。
  • 基礎のみ、基礎梁のみのモデルにも対応しています。
  • 基礎梁モデルへの杭頭応力の直接入力が可能です。
  • 杭先端の支持条件を多様に設定できます。
  • 杭頭部が地面より突出した杭が扱えます。
  • 多層地盤モデルが扱えます。
  • 単独で使用できるだけでなく、「BUILD.一貫V」から伏図形状や軸力をデータリンクすることができ、基礎梁の配筋データの双方向データリンクも可能です。
  • 「BUILD.限界耐力III」「BUILD.一貫免震オプション」「BUILD.地盤・柱状/地盤応答」で登録した地盤データのインポートが可能です。




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