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■BUILD.一貫IV+
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許容応力度・保有水平耐力・一貫構造計算プログラム


BUILD.一貫IV+(ロゴ)


「BUILD.一貫IV+」の後継バージョン「BUILD.一貫V」がリリースされました。詳細は、こちらをご参照下さい。

なお、2016年6月30日をもって、「BUILD.一貫IV+」のメンテナンスおよびサポートを終了しました。長らくご愛顧いただき誠にありがとうございました。







  • 「BUILD.一貫IV+」(ビルドイッカン フォープラス)は、弊社の旧大臣認定プログラム「BUILD.一貫III」をベースに、平成19年6月20日に施行された改正建築基準法への対応を行った一次・二次設計の立体解析一貫計算プログラムです。

  • 主たる構造種別がS造・RC造・SRC造の建築物及びこれらの混在した建築物について、準備計算、応力計算、断面計算、そして保有水平耐力計算までを一貫計算します。許容応力度計算及び保有水平耐力とも、応力解析は立体解析を採用して、建物のモデル化をできるだけ実体に即した形で対応できるようにし、さらに保有水平耐力計算においては、RC造等のひび割れ剛性を考慮して、変形に対しても精度を上げた解析としています。


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■ BUILD.一貫シリーズの歴史

立体解析による一連計算プログラムのパイオニア

  • 本プログラムの初期においては、許容応力度計算の一連計算プログラムとして「BUILD.一貫」の名称で1991年に(財)日本建築センターの電算プログラム評定を取得し、パーソナルコンピュータにおける一連計算プログラムにおいて、初めて立体解析を採用した実績があります。
  • 「BUILD.一貫」は、その後「BUILD.一貫II」「BUILD.一貫2000」と名称を改め、さらに保有水平耐力計算プログラムの「BUILD.LP2000」と連動して、許容応力度計算から保有水平耐力計算までの機能を一連処理できるように改良しました。プログラム名称もこれらを一体化し「BUILD.一貫III」と呼称して、平成15年に電算プログラムの性能評価および大臣認定を取得しました。
  • そして「BUILD.一貫III」をさらに改良し、平成19年6月20日施行の改正建築基準法に対応させたプログラムが「BUILD.一貫IV+」です。


■ 立体解析により複雑な形状の建物にも対応

複雑な平面形状に対応

  • 三角形の床スラブの設定、斜の軸、中折れ、交差梁、格子梁、隅切を含むほとんど全ての平面形状が解析可能。また、小梁は三次床組まで設定可能、片持小梁も配置することができます。
  • 平面形状やセットバック柱に関する15度の制限はありません。
    対応している建物形状(伏図)対応している建物形状(軸図) 
    1.中折れフレーム
    2.交差大梁
    3.二次・三次小梁
    4.交差小梁
    5.小梁上の雑壁
    6.スパン途中の片持床
    7.片持ち小梁付き片持床
    8.出隅床・入隅床
    9.隅切床
    10.傾斜柱
    11.傾斜大梁
    12.多階にわたる柱
    13.多スパン梁・壁・床組
    14.下階の柱抜け
    15.片持梁上の壁
    16.スリット壁

    17.多層にまたがるブレース
使用材料・部材形状・種類は色々

柱の向きは斜め軸にも対応

  • 複雑な平面となって柱の主軸が基準軸とずれても、柱の主軸は自由に回転配置可能。
  • 応力は柱主軸に対して計算を行なうので補正の必要なく断面計算及びリストの作成をすることができます。
柱の向きは斜め軸にも対応(図)

水平荷重時の加力方向は任意

  • 水平荷重時の加力方向は基準軸のXY各方向の他に任意の方向から加力することができます。
  • 高層の建物を計算する場合45°方向から加力し、コーナーの柱の検討を行なう必要があります。複雑な平面の場合は、いくつかの方向からの加力の必要があります。このような場合でも簡単に再計算することができます。
水平荷重時の加力方向は任意(図)

ツインタワー・剛床解除に対応

  • ツインタワーの解析ができます。剛床を2つ持つことにより独立な挙動を示す部分が設定できます。
  • 吹き抜けや山形ラーメンの建物では、独立変位節点を指定することにより、剛床とは無関係な床を部分的に設定することができます。また、床ブレースを考慮することが可能です。
ツインタワー・剛床解除に対応(図)




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