■BUILD.WAVE2000 |
|
|
|
|
模擬地震波作成プログラム
|
|
|
|
|
- 「BUILD.WAVE2000」は、設定した目標応答スペクトルに適合するような設計用模擬地震波形をスペクトルフィッティングの方法を用いて作成するプログラムです。
- 平成12年建設省告示第1461号に基づく加速度応答スペクトルなどの一般的に用いられる目標応答スペクトル、振幅包絡関数をプログラムに組み込んでいるので、簡単な操作による設定で設計用模擬地震波形を作成することができます。
|
|
|
|
|
特徴 |
|
- 平成12年建設省告示第1461号に基づく加速度応答スペクトルなどの一般的に用いられる目標応答スペクトル、振幅包絡関数をプログラムに組み込んでいます。その他、任意の目標応答スペクトル、振幅包絡関数を設定することもでき、DB機能により包絡関数、目標スペクトル、位相特性の設定を共通のデータベースへ保存することにより、保存された設定はどこからでも引き出すことができます。
- 免震構造物の設計用入力地震動の評価に用いるカテゴリー・スペクトル(C1,C2,C3,C4)、ピーク・パラメータ・スペクトル(SAVD)などの出力を行うことができます。
- 作成された波形データをCSV(カンマ区切りテキストデータ)や固定長のテキストデータで出力することができるので、様々なアプリケーションで利用することができます。また、「BUILD.地盤・柱状/地盤応答」および「BUILD.DD2000」シリーズでは直接利用することが可能です。
|
包絡形数の設定 |
|
- 包絡形を確認しながら使用する包絡関数の設定を行うことができます。そして、以下の包絡関数を利用することができます。
|
|
・ |
(一財)日本建築センターレベル1およびレベル2の包絡関数*1 |
・ |
Jennings型の包絡関数*2 |
・ |
任意の包絡関数(任意包絡関数の数式を入力することにより、どのような包絡関数も設定することが可能です。)
|
|
目標スペクトルの設定 |
|
- スペクトル図を確認しながら使用する目標スペクトルの設定を行うことができます。加速度応答スペクトル図の他、三重応答スペクトル図による表示も可能です。そして、以下の目標スペクトルを利用することができます。
|
|
・ |
平成12年建設省告示第1461号に基づく加速度応答スペクトル |
・ |
大崎スペクトル(1994年版)*2 |
・ |
任意の目標スペクトル(加速度、速度、擬似速度応答スペクトルを任意目標スペクトルとして設定することができます。任意目標スペクトルの数式を入力することにより、どのような目標スペクトルも設定することが可能です。) |
|
【目標スペクトルの設定画面】
|
位相特性の設定 |
|
- 位相波や位相スペクトル図を確認しながら使用する位相特性の設定を行うことができます。そして、以下の位相特性を利用できます。
|
|
・ |
一様乱数位相 |
・ |
実波形位相(「BUILD.DD2000」シリーズ形式のテキストデータの他、任意の固定長テキストや区切り記号付きテキストの波形データを読み込むことができます。) |
|
波形の基線補正と合成振動数成分の設定 |
|
- 大崎の方法*2による波形の基線補正を行うことができます。
- 合成する波形の振動数成分は、FFT(高速フーリエ変換)によるか、ハーフパワー法により振動数成分を間引く方法によるかの何れかを選択することができます。
|
適合判定条件の設定 |
|
- 目標スペクトルと作成波形による応答スペクトルの適合性の判定は、以下の条件により行います。判定を行う周期の範囲とポイント数、判定条件を自由に設定することができます。
|
|
・ |
最小スペクトル比の条件 |
・ |
スペクトル強度比(SI比)の条件 |
・ |
変動係数(目標値1.0からの変動係数)の条件 |
・ |
平均値の誤差の条件
|
|
計算実行画面 |
|
- 計算実行中にリアルタイムに変化する応答スペクトル図、スペクトル比図により収斂状況を確認することができます。
|
【計算実行画面】
|
参考文献 |
|
*1 |
建設省建築研究所:設計用入力地震動作成手法技術指針(案),(一財)日本建築センター,1992 |
*2 |
大崎順彦:新・地震動のスペクトル解析入門,鹿島出版会,1994 |
|
[製品紹介へ戻る]
|
トップページへ
Copyright (C) KozoSoft Co.,LTD All rights
reserved.
|
|
|