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■構造設計者のための技術情報
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付着検討・付着割裂破壊検討に関する運用と
「BUILD.一貫X」での対応に関する最新情報

2019年4月


要点

(1) 技術基準(2015)の付着検討および付着割裂破壊検討で求められている必須内容とは?
(2) 許容応力度計算の付着検討は、RC規(2010)年版を使い、τa1 による検討またはτa2 による検討を満足させなければならない。
(3) 付着割裂破壊の検討は、靭性指針による検討方法が基本となるが、RC規準(2010)の大地震動に対する安全性確保のための検討方法を使ってもよい。
(4) 付着割裂破壊の検討は、計算ルート3だけではなく、計算ルート1,2でも必要。
(5) 計算ルート1,2の付着割裂破壊の検討は、RC 規準(2010)15条2.(3)の許容せん断力式を使ったせん断破壊の検討出られるが兼ねることができるが、カットオフ筋がある場合は、靭性指針あるいはRC規準による検討方法で付着割裂破壊検討が必要。
(6) また、ICBAのQ&A等により、弊社の一貫構造計算プログラム「BUILD.一貫V」では、余耐力法を使った場合のΔσに関する処理と、カットオフ筋を有する大梁の靭性指針による付着割裂破壊検討に関する処理を変更している。

詳細は、以下の図をクリックするとPDFファイルで表示されます。


説明(図をクリックするとPDFを表示します)

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