■BUILD.一貫V
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概要
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プレミアムモード
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入力
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計算
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出力
]
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その他
]
プレミアムモードは、次の便利なオプション機能の総称です。各機能を使用するには、
BUILD.一貫V・プレミアムモードのご契約
が必要です。
楽楽
(
らくらく
)
モード
3D表示モード
大臣認定互換モード
BIM対応(ST-Bridge変換)
計算書と入力データをストック
連続計算機能
保有水平耐力計算のマルチスレッド対応
ベタ基礎の沈下量計算
部材レベルの立体モデルによる固有値解析
部材レベルの立体モデルによる地震応答解析(β版
)
それぞれの機能概要を以下に示します。
楽楽モード
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楽楽モードとは?
楽楽
(
らくらく
)
モードは、計算実行するための入力データを短時間で作り出し、直ちに設計行為に入ることができ、さらに設計行為を支援する環境を提供することも目指した入力・設計アシスト機能です。入力データの作成に手間を掛けずに様々なシミュレーションが“気楽に”でき、そこから設計のノウハウをも習得できたり、熟練者なら匠の技を存分に発揮できて“楽しみながら”構造設計がはかどることをイメージして“楽楽モード”と呼んでいます。
データの入力時に、RC造、S造の柱と大梁に関して、部材リストを定義せずに配置を行うことができ、初期断面を自動で設定することができます。部材符号もデフォルトで設定できますので、整形なモデルならスパン数、スパン長、階数、階高、床荷重を設定するだけで計算実行可能な入力データを作成することができます。楽楽モードは最小の入力段階でも設計行為としてのシミュレーションを始めることができ、徐々に建物の入力精度を高めながら設計行為としての操作およびシミュレーションができ、施主が望む要求性能に近づけることができます。最終段階では、通常モードに切り替えて仕上げとなるデータ変更と計算結果の確認をすることになります。
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楽楽モード(RC造)の概要
入力した建物規模を考慮した、コンクリート強度、鉄筋径、大梁せいと幅の制限値、柱せいと幅の制限値が設定されます。
梁幅や柱サイズを同じサイズとするグループ指定ができます。
部材ごとにせいや幅を固定値に設定することや、MAXの制限値を設けることで楽楽モードの計算実行ができます。
【10〜15分で初期データ完成】
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楽楽モード免震計算の概要
「BUILD.一貫免震オプション」
を所有していなくても、免震告示計算を行った場合のシミュレーションを行えます。柱・梁のサイズ、免震装置、ダンパー情報を自動計算し、耐震設計と断面比較が可能です。
3D表示モード
3D表示モードでは、壁開口や小梁まで表示できます。データの入力の途中でも表示することができ、入力ミスを削減できます。また、マウス操作で視点位置を高速に移動でき、建物の内部に視点を移すウォークスルー表示も可能で、プレゼンにも効果を発揮します。
【RC造の表示例】
【S造の表示例】
計算結果の図化表示として、3D変位図を表示することができます。保有水平耐力計算時の荷重増分解析については、1ステップごとに変位を確認でき、1ステップ〜最終ステップまでをアニメーションで表示することも可能です。アニメーションにより、メカニズムまでの変形のイメージがつかみやすくなります。
【3D変位図の表示例】
3Dヒンジ発生図も表示することができます。ヒンジの発生状況を1ステップごとに確認したり、アニメーションで表示することもできます。選択した通りや階だけを表示することも可能で、複雑な建物の場合に、変形のイメージがつかみ易くなります。
【3Dヒンジ発生図の表示例】
大臣認定互換モード
大臣認定プログラムによるグレード(耐震性能)で計算を実行したらどんな結果になるのかを知っておきたい。それを可能にするのが「大臣認定互換モード」です。
平成28年6月に大臣認定を取得した「BUILD.一貫X[大臣認定版]」にて計算を行うとどのような結果となるのかを画面上で確認できます。
通常の法令・告示・基準に従った設計よりも、厳しい条件が設定されている性能評価仕様(平成19年の改正建築基準法による新しい大臣認定プログラムの仕様)に従うと計算結果はどう変わるのか、一段上の性能になる大臣認定プログラムの計算を満足させるにはどうするのかを把握することができます。
BIM対応(ST-Bridge変換)
BIM対応として、ST-Bridge変換の機能があります。この機能を使うことで、「BUILD.一貫V」のデータをBIMソフトで活用することができます。
ST-Bridgeとは、
一般社団法人building SMART Japanの構造分科会
で進められている日本国内の建築構造分野での情報交換のための標準フォーマットで、多くのBIMソフトが対応しています。
「BUILD.一貫V」のデータをST-Bridgeファイル(Ver.1.4)にエクスポートすることができます。インポートに関しては、建物基本形状についてベータ版として提供しています。
ST-Bridgeを用いて、3Dモデルで鉄筋の納まりや干渉等を確認しながら配筋設計を行える「現場ナビ3D鉄筋」については、
特設サイト
をご参照下さい。
【BIM対応の連携図】
計算書と入力データをストック
計算後の計算書と入力データに名前を付けて、現在の物件の中にバックアップしてストックすることができます。物件を新たに追加しないで、計算条件を少しだけ変えた計算書を複数保管したり、同時に表示して比較したりすることが可能です。
ストックできる数に制限はありません。また、ストックしたデータは、復元を行うことで、再編集したり、再計算することができます。
【計算書の複数同時表示】
連続計算機能
複数の物件の計算実行を一度に指定できる機能です。条件を少しずつ変えて、複数ケースのシミュレーションを行いたい場合などに有用です。
お昼休みや外出時など、席を離れる前に実行すると便利です。
保有水平耐力計算のマルチスレッド対応
マルチスレッドとは、一つのコンピュータプログラムを実行する際に、複数の処理を並行して進める機能です。この機能を利用して保有水平耐力計算の荷重増分解析実行時に、X方向の正加力・負加力、Y方向の正加力・負加力の4ケースを並行して計算できるようになります。
CPUやCPUコアが複数あるコンピュータでこの機能を利用でき、OSは32bitと64bitどちらでも対応できます。
短縮される時間は建物の規模やPCの動作環境によって異なります。
ベタ基礎の沈下量計算
ベタ基礎の即時沈下量と圧密沈下量を計算することができます。
地盤データは、地盤特性値を直接入力するだけでなく、柱状図データを入力して、そこから自動的に変換(推定)することも可能です。なお、柱状図データは、
「BUILD.一貫免震オプション」「BUILD.一貫・杭一体解析オプション」
「BUILD.地盤・柱状/液状化」
「BUILD.地盤・柱状/地盤応答」
と共通で使用することができます。
部材レベルの立体モデルによる固有値解析
「BUILD.一貫X」の固有値解析は、部材レベルで節点ごとに自由度を持ちます。一連構造計算プログラムにおいて部材レベルの固有値解析を行えるのは「BUILD.一貫V」だけです。
3Dモード図は、次数ごとに切り替えて表示できます。表示される図はモード形と呼ばれ、自由振動の様子を表しています。アニメーション表示することで、その様子を視覚的にわかりやすく確認することができます。
【3Dモード図】
部材レベルの立体モデルによる地震応答解析(β版)
部材レベルの地震応答解析を行う機能です。弾塑性の応答解析等の全ての機能が完成してから正式な製品となりますが、プレミアムモードを契約いただいているお客様を対象とし、弾性の応答解析をβ版として公開しています。「BUILD.一貫V」のデータがあれば、計算条件として地震波形を設定するだけで部材レベルの地震応答解析を行うことができます。
結果は、変位図やグラフで応答を確認することができます。変位図をアニメーションで表示することで、建物が揺れる様子を視覚的にわかりやすく確認することが可能です。
【簡単に地震応答解析が可能】
プレミアムモード契約の詳細
プレミアムモードの価格等の詳細は、以下のボタンから参照して下さい。
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